安心の検査体制・定期点検 ~建てる時も、住んでからも~
マイホームを建てようと思い、建築会社を探しているとき、お家の仕様だけでなく検査や点検についても気になる点だと思います。
・お家を支える地盤の調査は?
・お家の建築中の検査体制はどうなっているの?
・住んでからのお家のチェックは?
当社ではこのような気になる点に対応すべく
【地盤調査】
戸建住宅の検査で多いSWS試験だけでなく、より検査項目の多いSDS試験も取り入れ、高精度かつ液状化リスクについても検査可能に。
【建物検査】
当社では自社の検査とは別に、2つの第三者機関( ジャパンホームシールド、高知県建設技術公社)と共に基礎段階から建物完成までの11段階の検査を行っております。
【定期点検】
お引渡し後も安心して暮らしていただけるように、当社では1年、2年、5年、9年、15年、20年点検を実施しております。
定期点検についても、1年目を除き、第三者機関と共に点検を行います。
家を建てる際に重要なのは、安心して暮らせる住環境を提供することです。
しかし、その安心感は家を建てる時だけでなく、住み続ける限り維持されなければなりません。
当社では、家づくりの初期段階から定期的な点検まで、徹底した・検査体制・定期点検を整えております。
■地盤調査
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などの大規模な地震により、多くの地域で液状化現象が発生し、甚大な被害が発生しました。
南海トラフ巨大地震でも同様のリスクが懸念されるため、当社では一般的に戸建住宅で用いられることが多いSWS試験(スクリューウエイトサウンディング)だけでなく、SDS試験(スクリュードライバーサウンディング)も取り入れることで、液状化リスク調査も可能な高精度な地盤調査を実施しています。
SDS試験では以下の要素を計測します |
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・貫入深さ:最大で10mまで計測します。 |
・荷重:地盤にかかる力を計測します。 |
・回転トルク:ロッドを回転させるために必要な力を計測します。 |
・1回転の貫入量:ロッドが1回転するごとに地中にどれだけ進むかを計測します。 |
・沈下速度・回転速度:各荷重条件で貫入する際の速度を計測します。 |
さらに、ロッドの周面摩擦も考慮しており、これにより深度ごとの地盤強度や土質を高精度に分析することができます。 |
高精度な地盤調査は、良質地盤への過剰な地盤改良工事を防ぎ、コストダウンにも繋がります。
地盤改良工事には多額の費用がかかります。
しかし、地盤調査をしっかりと行うことで、その工事が不要であると判明する場合もあります。
そうなれば、浮いた費用を内装や外装に充てることができ、理想の住まいにさらに一歩近づくことが可能です。
また液状化リスク調査も可能。
SDS試験により砂質地盤かどうかを調べ、併せて水位測定で地下水位を確認することで、液状化リスクを3段階で判定します。
当社はお客様に安心して住んでいただけるよう、SWS試験だけでなくSDS試験でより確実な地盤調査を実施していきます。
■建物検査体制
当社では品質と安全性を確保するために、2つの第三者機関( ジャパンホームシールド、高知県建設技術公社)と共に多岐にわたる検査を実施しています。
これにより、お客様に安心して住んでいただける住まいを提供いたします。
基礎から完成まで、建物の各工程において詳細な検査を実施し、品質の確保に努めています。
検査項目 | 内容 | 第三者機関 |
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基礎配筋検査 | 基礎の鉄筋の配置、本数にずれがないかなどをチェック | 高知県建設技術公社 |
基礎立上がり検査 | アンカーボルト(仕様、通り、根入れ深さ)、かぶり暑さ、基礎幅などをチェック | ジャパンホームシールド |
土台配管検査 | 屋内配管施工状況、土台設置状況などをチェック | ジャパンホームシールド |
屋根下地検査 | ルーフィングの施工状況、板金下地の施工状況などをチェック | ジャパンホームシールド |
構造検査 | 床組と床材の釘打ち、面材耐力壁の釘打ち、柱、横架材、梁、金物、ボルトなどをチェック | ジャパンホームシールド |
中間検査 | 金物検査等 | 高知県建設技術公社 |
断熱検査 | 断熱材の(種類、厚さ)、断熱材施工状況などをチャック | ジャパンホームシールド |
防水検査 | 防水シート重ね幅、開口部廻り外壁貫通部の防水処置、壁との取り合い部などのチャック | ジャパンホームシールド |
木工事完了検査 | 天井、壁石膏ボードビス間隔、階段手すり設置状況、造作材施工状況、キッチン固定状況などをチェック | ジャパンホームシールド |
外部完了検査 | 雨樋施工状況、外壁仕上げ、外装材の取合い部、開口部、壁貫通部シーリングなどをチャック | ジャパンホームシールド |
全体の完了検査 | サッシ、火災報知器、床下、図面と現場の確認等 | 高知県建設技術公社 |
これらの徹底した検査により、建物の安全性、耐久性、快適性を確保し、長期間にわたって安心して暮らしていただける住まいを提供しています。
■定期点検
安心して住み続けるためには、定期的な住宅点検が大切です。
お家の状態をチェックして早期に修繕を行うことで、大きなトラブルを防げます。
葉山不動産では1年、2年、5年、9年、15年、20年点検を実施しております。
※1年目は自社点検、2年・5年・15年・20年は定期点検(第三者機関と共に)、9年は構造・防水の劣化点検(第三者機関と共に)となります。
1年目 自社点検 |
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・外部(基礎、外壁・雨樋、外構・設備、バルコニー) ・内部(玄関扉・サッシ廻り、室内建具・収納建具、床、クロス、水廻り・設備) |
2.5.15.20年目 定期点検(第三者機関と共に) |
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・外部(基礎、外壁、屋根・雨樋、外構・設備、バルコニー、その他) ・内部(玄関扉・サッシ廻り、室内建具・収納建具、床、クロス、水廻り・設備、配管、電気、その他) ・点検口(床下、小屋裏) |
9年目 構造・防水の劣化点検(第三者機関と共に) |
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■構造耐力上主要な部分に係るもの ・外部(外壁及び軒裏、バルコニー、基礎) ・内部(床、内壁、天井、柱及び梁、土台及び床組、小屋組) ・各部位共通(建物全体(床下含む)) ■雨水の侵入を防止する部分に係るもの ・外部(屋根、外壁、軒裏、バルコニー) ・内部(内壁、天井、小屋組) |
これらの定期点検を行うことで、お家の状態を最良に保ち、安心して住むことができます。
■まとめ
住宅の長期的な安全と快適さを確保するためには・地盤調査・建物検査・定期点検が大切です。
地盤の強度を確認し、施工の各段階で品質をチェックし、定期的なメンテナンスで問題を早期発見・修繕することで、安心して住み続けることができます。